こんにちは。lottyです。
以前、久々に熊本屈指のパワースポット、押戸石の丘に行ったのですが、その時ここでキャンプができることを知り、早速ディキャンプしてきました。
週末でも予約もいらず、チェックイン、アウトもない、車もテントに横づけできる、自由すぎる場所。
我が家は老猫の体調を伺いながらのキャンプ、まさにうってつけの場所でした。
その上パワースポットときました。とうとう見つけてしまった、と思いました。
ほんとうは教えたくない、穴場スポットです(笑)。
周囲のお買い物スポット、押戸石の丘でのキャンプ、どんな方におすすめ?や、今回のキャンプ飯、新しく購入したギアなどご紹介しています。
【熊本県阿蘇郡南小国町・押戸石の丘】熊本最強のパワースポットで絶景ディキャンプ
熊本県阿蘇郡南小国町・押戸石の丘
押戸石の丘
住所:熊本県阿蘇郡南小国町中原511
電話:0967-42-1444(南小国町観光協会)
シュメール文字(ペトログラフ)が刻まれた巨石群が並ぶ丘と360度見渡す限りの絶景。
巨石群は人工的に配置された9組の列石遺構で、先史時代の巨石文化遺跡であることがユネスコや、アメリカ、カナダの巨石芸術学会などで認証されているそうです。熊本屈指のパワースポットです。
最近では、映画進撃の巨人のロケ地になったことでも有名です。
大分自動車道日田インターを降り、212号線をずっと下ります。高速を降りてから、1時間ほどかかります。
国道沿いにこんな看板が立っています。ここから右折し、マゼノミステリーロードへ入っていきます。
こんな看板が立っていて、一瞬どきっとしますが、押戸石の丘、マゼノ渓谷まではいけるよう。
マゼノ渓谷はまだ行ったことがないのですが、春と秋に一般開放されています。
今秋2022年は10月22日(土)〜11月20日(日)に開放。しっかりした靴が必須だそうです。
紅葉きれいだろうなぁ。こちらも行ってみたいです・・・。
ここを左に。
こんな看板が立ってました(笑)。
ちょっと不安になってきますが、進みます。
到着するまでにも、絶景が広がってます。
道が細いところも。
受付の建物が見えました。結構道がガタガタです。対向車も来るので離合がちょっと大変です。
こちらの管理棟で入場料(環境保全費)ひとり200円を支払います。
丘にのぼる途中もすでに絶景が広がってます。
坂道きついですが、更なる絶景を目指して。
360度大パノラマ!!!
丘には巨石群が。
まずは、はさみ石。石の狭間が、夏至に太陽が昇り、冬至に太陽が沈む地点になっていることから、古代、日時計であったと言われているそうです。
この狭間、「嘘つきがこの間を通ると、挟まれる」言い伝えがあるそう。
ダンナさん、セーフでした。
祭壇石。夏至と冬至の太陽が昇る線上(太陽の道)にあるそうです。神事におけるお供え物置き場(祭壇)として使用されていたと考えられています。
石に手を当て、パワー充電中です。
シュメール文字が刻まれた、鏡石、うまく撮影できませんでした(泣)。
お釈迦様があおむけに寝ているように見える、阿蘇五岳の涅槃像もきれいに見渡せます。
雄大な火砕流台地。
メインの押戸石。高さ5.5m。巨大です。
管理棟で方位磁石を渡されます。こちらの石の周囲では磁気の働きが異常で、方位磁石をかざすと、ぐるっと回ります。不思議なパワーを持った石です。
石に寄り添ってみました。
歴史のロマンを感じるひととき・・・。
押戸石の丘でのキャンプこんな方におすすめ!
こちらは、キャンプはできますが、環境が整えられたキャンプ場ではありません。
なにもないに等しいです。
子供さんと一緒のファミリーキャンプには向いていません。
なにも規約もありませんので、周りの方、大自然に迷惑がかからないようにしないといけません。モラルが問われますね。
ある程度、キャンプの装備が整っている方には強く強くおすすめです。
こんな感じなので、夜はマックラです。ランタンやライト必須です。
すばらしい星空が眺められそうですね・・・。
予約やキャンセル、チェックイン、アウトも全くなしです!
ディキャンプなら、入場料200円、泊りなら500円を支払うのみ。
我が家はもう、キャンプ場の予約に辟易しています・・・。週末、いいキャンプ場はほんとに激戦。空いてないんです!行きたくても行けない~。
そして我が家は体調に波がある高齢の猫がいます。予約してもキャンセルすることもしばしば。
でもこちらなら、体調がいいときにおもいたったらすぐ来て絶景キャンプができるのです!
ギリギリまで様子を見て、遅めに到着して、はやめに帰る(他の方に迷惑が掛からない程度に)なんてこともここなら可能です。これが最大の魅力です。
好きな時に来て好きな時に帰り、いつでも大自然と一体化できるなんて魅力的すぎませんか??
こんなキャンプ場ないです!
これはイノシシが盛大に掘り返したあとだそうです・・・。これをみるとちょっとしりごみします。
大自然にお邪魔するのですからしかたないですね。夕暮れ時には鹿のおたけびもあちらこちらで(笑)。
設備と言えば、簡易トイレ2つ。
夜はちょっと怖いです。
我が家はポップアップテントもあります。この中に携帯トイレを置いて使えないかとダンナさんに提案してみましたが、軽く却下されました。いい案だと思ったのに(覚悟はいりますが)・・・。
水道はありますがこんな感じ。トイレの後、ちょっと手を洗うのに使うくらいでしょうか・・・。
洗剤をつかうのもはばかられます。うどんやパスタのゆで汁も、持って帰った方がよいですね。
極力、自然を汚さずに滞在させてもらうといった感じ。キャンプのスキルが磨かれる場所です。
この日は土曜日。昼過ぎて、お泊りの方が、5.6組ほど来られました。こんな環境なら、サイトのランタンの灯りもあったりで、チャレンジできそうかな?
全くのソロキャンプでは無理・・・。軽く肝試し状態になりそうです(笑)。
大自然に身を置いてパワーをもらえ、他のキャンプ場ではなかなか味わえない、幻想的な夜が過ごせそうです。
食料品調達・近隣の買物スポット(お土産)
押戸石の丘から車で20分圏内のスポットです。
- 南小国町総合物産館きよらカァサ(南小国町赤馬場)
(↑SMOMOに飛びます。南小国の旬な情報がたくさん掲載されていて、おすすめのサイト。)
営業時間は9時~18時(12月~2月は9時~17時)
ピラミッド型の外観が特徴的。
南小国のとれたて野菜、加工品、スイーツなど、お土産もたくさん。観光協会窓口も併設されています。 - フレイン小国店(小国町宮原)
営業時間は9時~22時
普通のスーパーですが、遅くまで開いています。食料品全般、お酒も。 - 道の駅小国ゆうステーション(小国町宮原)
営業時間は8時半~17時
建物の外壁はミラーガラス、内部は小国杉が使われているそう。
こちらは生鮮品はありません。加工品、お土産(小国杉、檜を使った工芸品も)あります。こちらで買った、草太郎庵の蕎麦。キャンプから帰った後の晩御飯の定番になりそうです。
- 薬味野菜の里小国(小国町宮原)
営業時間は9時~17時、定休日は火曜日。道の駅小国の向かいにあります。
小ぢんまりした店内ですが、近隣でとれた新鮮野菜が、きれいでとにかく安いです。
栗もきれいでした。他の野菜も地元のお客さんが取り置き?にたくさんこられてました。
おすすめです。 - 豊作市場(小国町大字下城)
営業時間は9時~17時
押戸石の丘から車で30分。こちらはすこし、離れていますが、日田インターから212号線を押戸石の丘方面に下ったところにあるので、このルートなら、行きがけ、帰りがけに寄ることができます。
こちらは行ったことはないのですが、道の駅小国のスタッフの方が教えてくれました。
小国を中心とした農家からの新鮮野菜やお酒、加工品、工芸品など、熊本、大分両方のたくさんの品ぞろえがあるようです。
からし蓮根やいきなり団子は手作り工房があるそう。 - 馬刺(八百萬乃精肉本舗ふじ本・岩永本店)
営業時間はふじ本が9時~17時(定休日は水曜日)、岩永本店は9時~18時
熊本といえば、馬刺ですよね・・・。どちらの店舗でも新鮮でおいしい馬刺が購入できます。
押戸石の丘で絶景と馬刺をさかなに1杯・・・。贅沢な時間が過ごせそうです。
関連記事:
【熊本県阿蘇郡南小国町・秋の日帰り旅】里山カフェや田舎蕎麦・アウトドアショップ物色・お土産も
もどうぞ。
いざ、設営!絶景を独り占め
10時に到着。キャンプスペースには、誰もいません・・・。
車も縦横無尽に。好きな場所にとめられます。
予約もなしで土曜日、オールクリアの特等席。信じられません。
ディキャンプなので、装備はこれだけです。自宅で水をいれてタンクも持ってきましたが(使うときは下にバケツを置いて使います)、ほとんど使いませんでした。
洗い物は、軽く拭いて、家で洗います。
料理しながらの、絶景・・・。たまりません。
ダルトンのスチールトレイ、いい感じになじみ、テーブルをすっきりさせてくれてます。衝動買いでしたが買って良かったです。
カラーも豊富でいくつもほしくなってしまいます。
実質0円で購入 ogawa(オガワ) 3ハイ&ローテーブル(JALマイルの使い道)
モンベルのマルチフォールディングテーブルと迷いに迷い。とうとうオガワのテーブルが我が家に!!
今回初おろしです。
どちらもハイ、ミドル、ローと3パターンでつかえます。
モンベルのメリットは、天板がおりたため、コンパクトになる点。重量もバックをいれて3kg弱と実に軽いです。家でのキャンプギア置き場は、これ以上極力広がらないようにしたいのでこのコンパクト軽量は魅力でした。
オガワのテーブルは、コンパクトさはありません。二つ折りになるだけです。ですが、設営カンタンです。
重量は4kg。モンベルと比べると重いです。
専用バックついてます。かわいいです。
我が家のテントの主力選手はオガワのティエラリンド。全室にも余裕で置けそうなのと、モンベルのコンパクトさには負けるのですが、やはりこちらの方がなじむだろうと、こちらに決定。
収納場所は・・・。空かない、じゃなくて、空ける!のです(笑)。
そして、JALマイルで購入しましたので0円です!
関連記事:(JALマイル、普段のお買い物に使えます!時々のキャンペーンでお得にJGWポイントを交換できることも!詳しく説明しています)
ogawa(オガワ)わけありティエラリンドを実質3万円で購入!(JALマイルの使い道)
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ウッド調の天板。アルミ製です。汚れに強いです。
いい色~。サイトが締まります(散らかってますが)。サイトのセンターに位置するテーブル選びは、大事ですね。
もりだくさんキャンプ飯
日田インター近くの日田天領水の里元気の駅に立ち寄り、おいしい水を調達しました。
設営してちょっとひといき。
テーブルほんとに良いです・・・。
きよらカァサで平飼い卵を購入。新鮮卵でぜいたくにだし巻き卵を作ります。
たまご3個。
初おろしのモンベルアルパインクッカー16で、だしまき作ってみます!
たまごをわりほぐして、半量を入れ、軽く混ぜて、ゆるいスクランブルエッグ状態にして、巻きます。
それをベースにして、少しずつたまごを足し、巻き重ねていきます。
フライパンじゃなく、鍋なので少し難しいですが、かたまりそうになったら火から外して焦らずに落ち着いて巻いていきます。
なんかオムレツみたいになりました。
何とか完成です~。
鯖は焼いて冷凍しておいたものをそのまま持ってきました。食べるころにはいい感じに解凍されています。
ごま油と醤油で味付けした焼き飯に鯛のりかけをかけて、わさびとねぎをトッピング。
この鯛のりかけ、有明のりを加工、販売している福岡県みやま市江の浦海苔本舗のもの。風味豊かな海苔と、鯛のやさしいおだしが絶妙。
お茶漬けはもちろん、パスタにかけてもおいしいです。ほかにも明太、梅のりかけも。おすすめです。
おにぎりを持ってきていたのでクッカーで焼きおにぎりにしてからお茶漬けにしたかったのですが、うまく焼けなくて焼き飯になりましたが、おいしかったのでよしとします。
これ、朝ごはんとして用意したのですが、食べたのは昼前。毎度食べ過ぎな私たち、今回も軽く満腹に。
ですが2時間後、また食べてます・・・。食はキャンプの醍醐味です!
我が家では家でもキャンプでもど定番のひき肉と高菜ときのこのパスタ。ソースは作ってもってきたので、あたためてパスタにかけるだけです。
パスタのゆで汁は、スープをいれていたコンテナにいれて持って帰りました。あらかじめ、固めにゆでてもってくるのもいいですね。
ゆったりと時が流れていきます・・・
景色をボーッと眺めて・・・。至福の時です。癒し。
ぐるっと360度。
どこをとっても
みわたすかぎりの絶景なのですが、この写真じゃうまく伝わりませんね(泣)。
コットに横になって、新鮮な空気をいっぱいに吸います。深呼吸したら軽くお昼寝です。
大自然の中、ほんとうにゆっくりくつろげます。
最後に(夕暮れ時も圧巻)
あっという間に5時。撤収して、丘で夕陽を拝みに行きます。急いで~!
6時。ああっ!急いで登ってみましたが
間に合いませんでした(笑)。
巨石群と夕陽。幻想的です。
刻々と変わりゆく空。圧巻でした。
泊りならこの時間、焚き火しながらゆっくり拝めます。星空も見たい!絶対チャレンジします!
パワースポットでキャンプできるなんて思いもしませんでした。
いやほんとうに素敵な場所でした。
リフレッシュできるだけでなく、パワー充電もできる、押戸石の丘でのキャンプ、おすすめです。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
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