こんにちは。lottyです。
短い梅雨が終わり、すぐに暑い夏がやってきました。今年は殊更長い夏になりそうですね。
こんな中、まさかの熱中症を発症してしまいました。
まさか、自分が、と思っていました。涼しい室内でずっと過ごしていたのに、いや、こんな環境だからと、対策を怠り、油断した結果なってしまったのだと思います。
暑い環境で発生するだけではないのです。
全くのもとの体調に戻るまで、10日かかりました。
高熱だけは出したくないこのご時世、本当に辛く怖い思いをしました。
症状、経過、対策、後遺症のことなどを記しました。今はやりの夏風邪対策にも。
ご参考になれば幸いです。
涼しい室内で熱中症(脱水症)に 初期症状・対策(夏風邪にも)・後遺症
この日の最高気温は34℃。猛暑予報でした。
外は猛暑ですが、涼しい室内でこの日も過ごしていました。
だいたい室内は26.5℃位。湿度は60%位です。
節電の夏ですが、テレビは消してもエアコンはずっとつけています。
初期症状 涼しい部屋でずっと過ごしていた私がなぜ?
急に梅雨が明け暑くなってきたこの頃、もともと代謝が悪く汗をかきづらい私。
ちゃんと汗をかけるようになろうと
軽く、筋トレと呼べるかわからないくらいの軽い筋トレをしたあとに、半身浴で汗をかく、ということを結構やっていました。エプソムソルト、重曹などをいれて。
そのせいか、最近、いつも汗が出ている、という状態が続いていました。汗をかけない普段の私からするとなかなか珍しい事態。
まぁ、さわやかに汗がかけるようになってよいなぁ、位に思っていました。
急に汗が止まる あっという間に高熱が・・・
いつものように、午前中軽く筋トレをしていると、何となく、体が熱が出る前の、筋肉痛のような、変な症状がありました。なんか、体痛いな・・・。と思いながら運動を終えて、シャワーにかかり、休憩していると・・・。
あんなにいつも汗がでていたのに、何だか、体がサラっとしています。汗が止まってます。
何かか、おかしい・・・。風邪のひきはじめのあのゾクッとするような悪寒はないのですが、何だか体が、痛いのです。
熱を測ってみると、37.7℃。
えっ??熱?????
どうしよう、やばい・・・。
熱中症が一番に頭をよぎりました。
そうこうしているうちに、熱はどんどん上がってきました。38.2℃。
まずい・・・。
ネットで熱中症の症状、チェック項目などを検索してみました。
私の主な症状
- 軽いめまい、フラフラする
- 筋肉痛
- 体のだるさ、軽い吐き気
- 汗のかきかたがおかしい(汗がとまる)
- 体温が高い、皮膚がひりひり?敏感な感覚
- たまに寒い感じ
- 何日か前から足先がたまーにしびれる感じ
自分で水分がとれなくなったり、熱が下がらないようなら、病院に行こうと思っていました。
今思えば、少しずつ症状は出てきていたように思います。
対策(熱が下がらない、怖い!)
まずは、体を冷やすことと、水分塩分補給に努めました。
- 保冷剤をタオルでくるんで、鼠径部(股にはさんでました)、わきの下、首の両側にあてる
- 経口補水液を少しずつ、こまめに飲む
- 塩をかけたスイカを食べる
冷えピタを二の腕に貼っていましたが、熱くなってしまい、すぐだめになってしまいました。こんなことは初めてで、どこまで熱が上がるのかととても不安でした。
熱は38.2℃、それ以上上がることはありませんでしたが、この状態が20時間弱、続きました。
少し下がることはあっても(37.7℃)、保冷剤をはずすとすぐ38℃になる、といった感じ。
そして筋肉痛が辛いです。
熱中症で体が熱い状態がつづくと、脳や、内臓を損傷し、後遺症が残ることも。本当に恐ろしいです。
すぐできる!家にあるもので経口補水液(ポイントは、塩)
- 500mlの水
- 大さじ1の砂糖(きび砂糖を使っています)
- 塩(精製塩でなくぜひミネラルたっぷりの塩を)2つまみ
- レモン適宜(なくても良いですが、のみやすくなりますし、クエン酸も補給できるのでぜひ)
この時期、輪切りレモンを冷凍しておくと、氷替わりにもなるし、いつでも使えて便利です。
回復した今も、これはたまに飲んでいます。
ずっと暑いキッチンに立ちっぱなしの時、汗をたくさんかいたなと思った時、半身浴をするときはこれをコップにいれてお風呂場に持って入ってます。
後述しますが、体の痛みが取れず、病院に行ったときに、ミネラル不足を指摘され、勧められたドテラ社の植物由来ミネラルウォーター。
アメリカのユタ州にあるヒューミックシェール(1億年以上前の栄養素を大量に含んだ肥沃な土壌が堆積して形成されたもの)という古代植物堆積層から70種類以上のミネラルを産出。希少でキレート作用のある、非常に高い利用効率を誇る有機酸、フルボ酸も多く含んでいます。
賞味期限もそんなに長くないし、値段も少し高いです。ですがマルチビタミン、サプリを買うくらいの値段です。
備蓄しておくにはあまり向きませんが、効果的にミネラル補給をし、とにかく早く体をもとに戻したかったので、いつものマルチビタミンに代えてこちらを(治った今も)、少しずつ飲んでいます。おすすめです。
こちらは、オリジナル(香りも味も付いていません。すこしクセがあります)。お茶にいれたり、味噌汁にいれたり、ご飯を炊くときにいれても。使い道が広いのはこちら。
スイカに助けられました
この時期になると食べたくなるスイカです。熱中症になって、食欲が全くなかったのですが、スイカだけは食べられました。
スイカは90%が水分。
スーパーアミノ酸シトルリンを多く含みます。血液循環をよくし、疲労の軽減効果も。リコピン、ベータカロテン、カリウム、ビタミンC、Eも含まれています。
シトルリンは白い部分に多くふくまれているそう。
赤いところだけ食べてました、もったいないことを・・・。これを知ってからは下の方も大事にいただいています。
ミネラルたっぷり塩をかけてたべることで、スイカの適度な糖分とで、水分が体に効率的に吸収されるそう。旬の食べ物はよくできています。
この時期に食べない手はありません。スイカ好きでよかった・・・。
少し食欲がでてきたら・・・
私は朝ごはんは基本、食べません。
ですが、この時ばかりは、朝、食べれそうなときはごはん(おにぎり)だけでも食べるようにしていました。塩たっぷりの海苔巻きもち麦入りおにぎりとスイカ、みたいな(笑)。
ほかにも、梅干しと味噌汁は努めて毎日摂るようにしました(熱中症にかからなくても変わらない習慣ですが)。おにぎりと味噌汁、日本人のソウルフードです。やっぱりこれですね・・・。
夏野菜、ヨーグルトやバナナ、海藻類、豚肉、なども良いですね。
ルイボスティー(5分間煮だしかお湯だし)、麦茶などもミネラル多いです。
食べられる体力があるときは、スパイスたっぷりのカレーや、鰻も。
サプリメント(マルチビタミン)に助けてもらうのも一手。
関連記事:
【iHerb(アイハーブ)おすすめ】免疫力強化・マルチビタミン・抗酸化サプリ12点
もどうぞ。
後遺症? やっと熱が下がったけど・・・。
高熱は、次の日の朝にはいったん、平熱36.5℃に下がりましたが、その日は37.7℃を行ったり来たりしていました。軽いふらつき、筋肉痛も辛いしでなにもできません。この日からやっと汗をかいていることを自覚できるまでに。それまでずっと怖いくらい体はサラッと、汗を感じることはありませんでした。
この暑いのに、気持ち悪かったです。
3日目、やっと平熱に。熱は下がったはいいですが、上半身(肋骨下あたり、下背中あたり)のひりひりや痛みが残っています。この時から、少ーしずつ食欲は回復。
私はあまり高熱がでる体ではなく、高熱が出るのはいつもインフルが流行る寒い季節。
暑い季節の高熱は初めてでした。冷房を付けた部屋にいて、体が冷えているせいでか、筋肉痛が長引きとても辛かったです。
中でも腰痛、背中が凝った?というか背中の筋肉がこわばり、体を前にかがめるのが辛かったです。
お風呂が辛い、キッチンに立つのが辛い、どこに座るでも辛い・・・。どんなときでも背中、腰の筋肉、使ってるんですね。
かがむと冷や汗が出るくらいの痛み。食欲がないのも、体力が落ちているせいなのか、痛すぎてなのか、わからないくらいでした。
熱中症後遺症として、筋肉痛は1週間から長くて2か月続くこともあるようです。
6日過ぎましたが一向に良くなりません。
辛すぎて、別の病気?流行りの(?)帯状疱疹?かと気にもなったので、病院に行きました。
発熱した日からの経緯を話し、痛みを訴えている箇所(背中下部のひりひりした痛みと腰痛)、皮膚の状態(目だった所見はありません)、見ていただきましたが、帯状疱疹ではなさそう、体のミネラルバランスを整えて今のところは様子見でよいのでは、と痛み止めを処方され、終わりました・・・。
原因がわからないのは辛かったです・・・。痛み止めをちびちびのみながらしのぎました。
痛みに耐えながら8日目、全く緩和しない痛み、この背中、腰痛をどうにかしなければ!
湯舟に浸かると少しやわらいでいました。少しずつ、ほぐしてみようか?
考えてみれば、高熱が出て1週間以上、冷えた部屋にじっとしているだけ、全く体を動かしていません。
少しずつ、首、背中、腰痛のストレッチを始めました。クラクラするほどの激痛・・・。
呼吸を深めて、少しずつ、伸ばしていきます。ストレッチすると少しは楽になりますが、また、やめたはじから、凝り固まっていく嫌な感じが続きました。朝、昼、晩とずっと1日中ストレッチしていました。
4.5時間おきに痛み止めを飲んでいたのが、少しずつ飲まなくても耐えられるようになっていき、夜だけ飲むようになってきました。
9日目、午前中まで痛みは続きましたが、ストレッチを続けるうち、痛みは消えていきました。午後はほぼなくなりました。やっとやっと、楽になりました。
最後に・予防法(どんな環境下にいるかより、体内のバランスに留意する)
今回熱中症を経験して、おかれた環境に適した対策ももちろん必要ですが、体内の(ミネラル)バランスを整えておくこと、これが一番大切なのだな、と感じました。
ちゃんと食べ、栄養はとっているつもりでした。そんなに毎日疲れた感じではなかったですが、睡眠の質は決してよくはなかったです。
カフェイン(コーヒー3杯位)、アルコール(量は増えていました。ワイン3~4杯)毎日摂っていて、水分、塩分(ミネラル)が足りなくなっていたことだと思います。これがなによりの原因です。
異様な汗も前兆でした。どんどんでていくばかり、補給が追いついていなかっとのだと。
水分や塩分補給、睡眠もさることながら、栄養の質をあげる(加工品はなるべく避け、旬の食材をきちんと。決して無理せずたまにはサプリメントも活用して)、とにかくミネラル分の多い良い塩を摂ることです。
体を壊してから朝はストレッチ、ヨガで体をほぐし、アルコールは控え(コーヒーは復活です)、水分、塩分を積極的にいつも以上に摂るようにしています。
汗はずっとでています。体の巡りが、とてもよくなったように感じています。
辛い症状が続き、不安な時を過ごしましたが、自己管理の甘さ、を思い知りました。今の自分に起こるべくして起こったことだと思いました。
色々ときびしい時代ではありますが、毎日元気で日々を楽しめること、健康で日常を送れることへの感謝を忘れずにいたいですね。健康は宝です。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
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